【四国八十八ヶ所・徳島県11番札所藤井寺】早わかりガイド:5色の藤と天井画【LOVEお遍路】

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ワタクシ、四国八十八ヶ所巡礼の旅をはじめ、クルマお遍路で区切り打ちをしています。せっかくですから、札所の見どころや情報を、事前に調べたり、実際に立ち寄ったりしたところを中心に、シェアしていきたいと思います。これからお遍路に行こうと考えている方のお役に立てればと思い、札所ごとにまとめていきますので、どうぞご利用ください。
この記事では、第11番札所藤井寺(ふじいでら)を紹介します。

第11番札所 金剛山 一乗院 藤井寺 (こんごうざん いちじょういん ふじいでら)へのアクセス

金剛山一乗院藤井寺 (こんごうざん いちじょういん ふじいでら)は、国道192号線から南へ2kmの山あいにあります。

国道192号線沿いの鴨島郵便局の交差点に藤井寺への案内標識があります。

高速道路を利用する場合、徳島自動車道土成インターから藤井寺まで7.9km、車で20分程度です。

駐車場は「本家ふじや」の民営駐車場になっています。300円という良心的なお値段ですが、有料ですのでご注意ください。

宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 薬師如来
開基 弘法大師
創建 弘仁6年(815)
住所 〒776-0033
吉野川市鴨島町飯尾1525
電話 0883-24-2384
駐車場 仁王門の手前に民営駐車場あり(先払い制・300円)
宿坊 なし



第11番札所 金剛山 一乗院 藤井寺とは?

藤井寺

第11番札所 金剛山 一乗院 藤井寺は、

山に囲まれ渓流の清らかな仙境に心を惹かれた弘法大師は、弘仁6年(815)にこの地で護摩修法を行ったといわれています。

自らの厄難を祓い衆生の安寧を願って薬師如来像を彫造して堂宇を建立したそうです。

その堂宇の前に5色の藤を植えたという由緒から、金剛山藤井寺と称されるようになりました。

今も4月下旬から5月上旬にかけて5色の藤が咲き誇っています。

ワタクシが訪れたのは、11月でしたが、

藤の季節に合わせてお遍路に出かけるのもいいですね。



第11番札所 金剛山 一乗院 藤井寺のみどころ

藤井寺の見どころ「厄除け薬師・薬師如来坐像」四国霊場最古の仏像

藤井寺は、真言密教の道場として栄え、七堂伽藍を構える壮大な大寺院と発展しました。

でも、天正年間(1573〜92)の兵火により全山を焼失、江戸時代初期まで衰微したそうです。

その後、延宝2年(1674)に阿波藩主が帰依していた臨済宗の南山国師が入山して再興し、その折に宗派を臨済宗に改めています。

天保3年(1832)に再び火災に遭い、本尊以外の伽藍はすべて灰燼になってしまい、現在の伽藍は、万延元年(1860)に再建されたもの。

藤井寺の御本尊は薬師如来坐像で、国の重要文化財に指定されています。

この薬師如来像には平安時代の銘が残っていて、四国霊場で最古の仏像です。

「厄除け薬師」として親しまれています。



藤井寺の見どころ:弘法大師手植えの五色の藤

藤井寺の寺号の由来となった弘法大師手植えの藤は、仁王門を入ってすぐにあります。

ちなみに、大阪・藤井寺市にある、西国三十三ヶ所第5番札所葛井寺(ふじいでら)の藤棚もとってもキレイです。

こちらの11番札所藤井寺は、やはり伝説の5色の藤。

5色とは、どんな色なんでしょうね?

ゴールデンウィークにお遍路に訪れると、ちょうど藤の季節になるそうです。

タイミングが合えば是非拝見したいですね!



藤井寺の見どころ「本堂・雲龍の天井画」

そして、藤井寺の見どころは、なんといっても、本堂の天井画!

だそうなんですけど(笑)

予習不足で、見られず。。。

この天井画、それほど古いものではなくて、昭和52年に地元出身画家が描いたものだそうです。

「30畳ほどの巨龍」とのことですから、かなり見ごたえのある、迫力の天井画ですね!



第11番札所 金剛山 一乗院 藤井寺のまとめ

第11番札所 金剛山 一乗院 藤井寺は、藤棚、四国霊場最古の仏像「薬師如来坐像」、迫力の天井画と、見どころいっぱいの札所でした!

11番藤井寺御影

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