ワタクシ、現在、四国八十八ヶ所巡礼の旅に行っております。クルマお遍路で区切り打ちをしていますので、せっかくですから、周辺のグルメやスポット、お土産などの情報を、事前に調べたり、実際に立ち寄ったりしたところを中心に、シェアしていきたいと思います。これからお遍路に行こうと考えている方のお役に立てればと思い、札所ごとにまとめていきますので、どうぞご利用ください。
この記事では、第4番札所大日寺を紹介します。
第3番札所 黒巌山 遍照院 大日寺 (こくがんざん へんじょういん だいにちじ)とは?
大日寺は、徳島県板野郡板野町にあり、徳島自動車道 藍住インターからは約7.5km、
高松自動車道 板野インターからは約7kmのところにあります。
大日寺は、弘仁6年(815)、弘法大師さまがこの地に長く留まり修行していたとき、大日如来を感得し、一刀三礼をして大日如来像を彫造、これを本尊として開創したと伝えられています。
かつては立派なお堂や塔が並ぶ荘厳でとても広い境内のお寺でしたが、何度も荒廃し、何度かの再建、修復を経て、現在に至っています。
宗派 東寺真言宗
本尊 大日如来
開基 弘法大師
創建 弘仁6年(815)
住所 〒779-0113
板野郡板野町黒谷居内5
電話 088-672-1225
駐車場 無料(30台)
宿坊 なし
第4番札所 黒巌山 遍照院 大日寺の見どころ
鮮やかな朱色で珍しい造りの鐘楼門
大日寺の御本尊は弘法大使作と伝わる大日如来像。本堂では御本尊と同じ大きさの前立本尊を拝観できます。
大日寺は、境内の三方を山に囲まれた静かな地に建つ山寺で、周囲の緑に映える朱塗りの山門があります。
この大日寺の入り口にある山門は仁王門ではなく鐘楼門です。ですので、よくある金剛力士像はありません。
そして、この鐘楼門は、1階は角柱、2階が円柱という珍しい造りになっていて、2階に「鐘楼」、つまりお寺の鐘があります。
鐘楼門は2018年に修復が終わったばかりで、今は鮮やかな朱色の門が見られます。
見事に大日寺に集結!三十三観音像
大日寺の本堂と大師堂は回廊で結ばれていて、その中には木造の三十三観音が並んでいます。明和年間(1764年~1772年)に大阪の信者さんにより奉納されたもので、西国三十三観音霊場の三十三体の観世音菩薩像を模したものだそうです。
西国三十三観音霊場とは、お参りすると現世の悪業が消え、極楽往生できるといわれ、四国霊場よりも古い日本最古の霊場です。
この回廊を歩くことによって、西国霊場をお参りするのと同じ功徳があると言われます。
「南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)」と唱えながら歩くといいそうです。
ガラス越しの拝観で、一つ一つをじっくりと拝見するには少し遠い感じがしますが、これだけたくさんの観音像が集結しているのは圧巻です。
大日寺では必ず観音像を拝むことをおススメします!
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第4番札所 黒巌山 遍照院 大日寺周辺のランチ・グルメ情報
大日寺周辺には、比較的、グルメスポットがあります。
「阿波路(あわじ)」さんは、トンカツをはじめ、フライものの定食や丼物が人気のお店です。
第4番札所 黒巌山 遍照院 大日寺のまとめ
大日寺は、境内の三方を山に囲まれた静かな地に建つ山寺で、とても空気が澄みきったところにあります。
そういう場所で、朱塗りの鐘楼門、三十三観音像を拝観し、納経させていただくと、心も晴れやかになる気がします。
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