【四国八十八ヶ所・徳島県20番札所鶴林寺】早わかりガイド:隠れ鶴探し楽し【LOVEお遍路】

こんにちは!当ブログ管理人のタクトです。

ワタクシ、現在、四国八十八ヶ所巡礼の旅に行っております。クルマお遍路で区切り打ちをしていますので、せっかくですから、周辺のグルメやスポット、お土産などの情報を、事前に調べたり、実際に立ち寄ったりしたところを中心に、シェアしていきたいと思います。これからお遍路に行こうと考えている方のお役に立てればと思い、札所ごとにまとめていきますので、どうぞご利用ください。
この記事では、第20番札所鶴林寺を紹介します。鶴林寺のことについて予習しておくと、お遍路旅もただのスタンプラリーではなく、楽しみながらご利益をいただけること間違いなし!

第20番札所 霊鷲山 宝珠院 鶴林寺(りゅうじゅざん ほうじゅいん かくりんじ)とは?

鶴林寺は、標高470メートルの鷲が尾の山頂にあり、遠く紀州や淡路の山峰、遙かに太平洋を眺望できる風光明媚な霊山が境内です。

阿波の遍路転がしで「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」といわれる、”お鶴”になります。ちなみに”太龍”は次の21番札所太龍寺なので、まさかの遍路転がし続きとなります。

長宗我部元親ですら焼くのを諦めるほどの険しい山の中にあり、釈迦が説法をしたインドの霊山「霊鷲山」と雰囲気が似ているので同じ山号がつけられたという、四国霊場でも屈指の聖地と言われます。

樹齢千年を超すような老杉、檜や松の巨木が参道を覆っており、寺門は静謐ながら隆盛の面影をしのばせるたたずまい。

寺伝によると延暦17年、桓武天皇(在位781・806)の勅願により、弘法大師によって開創されました。大師がこの山で修行していたとき、雌雄2羽の白鶴がかわるがわる翼をひろげて老杉のこずえに舞い降り、小さな黄金のお地蔵さんを守護していたそうです。この情景を見て歓喜した大師は、近くにあった霊木で高さ90センチほどの地蔵菩薩像を彫造、その胎内に5.5センチぐらいの黄金の地蔵さんを納めて本尊とし、寺名を鶴林寺にしたといわれています。

「お鶴」「お鶴さん」などと親しまれ、山鳥が舞う大自然そのままの寺です。

宗派:高野山真言宗
本尊:地蔵菩薩(伝弘法大師作)
開基:弘法大師
創建:延暦17年(798)
真言:おん かかかび さんまえい そわか




第20番札所 霊鷲山 宝珠院 鶴林寺へのアクセス

徳島自動車道徳島インターやJR徳島駅前から国道55号線を南へ。江田町交差点を右折して県道16号線を勝浦川沿いに走ります。大イチョウの木が見えたら、標識に従って左折します。

鶴林寺への道は山のふもとまで少し入り組んでいますが、案内標識やお遍路さん向けの看板などがたくさんあるので迷わず行けました。

山道に入るとほぼ一本道で、急角度な山道を登っていきます。

途中の「鶴峠」で鶴林寺への分岐があるので、ここだけ間違わないようにしたいです。反対方向は、太龍寺方面へ抜けてしまいます。

狭くてほとんどガードレールもない山道ですが、舗装されていて退避できる場所もあるので、車の場合はそれほど遍路転がしという感じでもなかったです。

鶴林寺には参拝客用の駐車場がありますが、有料(普通車300円)です。

納経所で車で来たかどうか確認があり、駐車料金を支払うと鶴の交通安全ステッカーをいただきました。これは得した気分です!

駐車場から寺門まで約50メートル。この門までの山道は、とっても気持ちのいい森林浴が味わえます。

アクセス情報
所在地:〒771-4303 徳島県勝浦郡勝浦町生名鷲ヶ尾14
電話:0885-42-3020
駐車場:あり・志納金制(300円)
宿坊:なし
公式HP:なし
19番札所立江寺から13.1km。21番札所太龍寺まで6.7km

第20番札所 霊鷲山 宝珠院 鶴林寺の見どころ

鶴林寺の見どころは、立派な三重塔

海抜470mの山容を三段に亘って伽藍が配置されています。その中央段の東側に老大樹に囲まれて三重塔の尖端が天空にのびています。

江戸時代後期、文化14年(1817)着工、文政10年(1827)上棟。本塔の特徴は勾欄にあるそうです。
初重は「擬宝珠」、二重「はね」三重に「逆蓮柱」を用いて固めています。
此の塔の落慶儀式に庭儀曼荼羅供の大法会が執り行なわれたが往時の儀式用具も完備し設計図面も現存。徳島県下唯一の三重塔として昭和27年県指定重要文化財となったそうです。
藩政時代に建てられて残っている三重塔は、徳島県ではこれだけというとても貴重なものです。
この塔は彫刻が見どころ。一周ぐるりと細かい彫刻があり、天女や龍のほか鬼退治のようなストーリーっぽいものがあるそうです。

鶴林寺の駐車場から少し歩くと仁王門が現れます。

仁王門では金剛力士と鶴がダブルでお寺を守っていて、金剛力士像は運慶作と伝わっています。金剛力士像の手前にそれぞれ鶴がいて、鋭い目つきでこちらを見ています(笑)。

慶長9年(1604年)に建てられた本堂は、屋根がなんとなく神社っぽいとか。

本堂は、現在屋根ぶきの修理中でした。

全体の写真が取れていない(泣)

本堂の前にも大きな鶴の像があり、こちらは青銅製で高さ3メートルほど。向かって右が阿形、左が吽形の鶴です。吽形の鶴だけしっかり撮っていますが、こちらも神社っぽいですね。



第20番札所 霊鷲山 宝珠院 鶴林寺のまとめ

鶴林寺は天正の兵火で被害にあわなかったので、徳島の札所では珍しく、古いものがたくさん残っているとても貴重なお寺です。

見どころのポイントは3つ。

●徳島県では唯一残る藩政時代に作られた三重塔は見事な彫刻があって必見!
●境内には鶴林寺の鶴のマークがたくさんあって、隠れ鶴を探すのも楽しい。
●かなり高い山の上にあり、森林浴や苔生した風情を楽しめる。

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