【四国八十八ヶ所・徳島県19番札所立江寺】早わかりガイド:必見!ステキな絵天井【LOVEお遍路】

こんにちは!当ブログ管理人のタクトです。

ワタクシ、現在、四国八十八ヶ所巡礼の旅に行っております。クルマお遍路で区切り打ちをしていますので、せっかくですから、周辺のグルメやスポット、お土産などの情報を、事前に調べたり、実際に立ち寄ったりしたところを中心に、シェアしていきたいと思います。これからお遍路に行こうと考えている方のお役に立てればと思い、札所ごとにまとめていきますので、どうぞご利用ください。
この記事では、第19番札所立江寺を紹介します。立江寺では、荘厳な本堂と観音堂のステキな絵天井を拝みましょう!

第19番札所 橋池山 摩尼院 立江寺(きょうちざん まにいん たつえじ)とは?

立江寺は、高野山真言宗の別格本山。

「四国の総関所」として四国八十八ヶ所の根本道場といわれ、また「阿波の関所」としても知られています。

四国霊場に関所寺は4つあるそうで、これは昔の国境などにあった一般的な”関所”とは違い、「悪人は境内に立ち入ることができない」という信仰的な意味合いのもの。邪悪な心を持つ者や行いが悪い者が関所寺に入ると弘法大師が仏罰を下すといわれています。

邪悪な心を裁く関所寺の半面、「子安の地蔵尊」「立江の地蔵さん」と親しまれているお寺です。

その立江寺は、聖武天皇(在位724〜49)の勅願で行基菩薩によって天平19年(747年)に創建されました。

勅命により行基菩薩が光明皇后の安産を祈るため、念持仏として5.5センチほどの小さな黄金の「子安の地蔵さん」を彫造したそうです。これを「延命地蔵菩薩」と名づけて本尊にし、堂塔を建立したと伝えられています。

弘仁6年(815)、弘法大師が立江寺を訪れ、このご本尊を拝した際に、あまりに小さなご本尊なので、後世になって失われる恐れがあると、自ら一刀三礼をして新たに像高1.9メートルもある大きな延命地蔵像を彫造され、その胎内に行基菩薩が彫ったご本尊を納められたとのことです。
このときに寺名を「立江寺」としたそうです。建立にあたっては、どこからともなく飛んできた一羽の白鷺がお寺を立てるべき場所を示したという伝説がありますが、その場所は現在の場所ではなく400メートルほど離れた奥の院・清水寺(せいすいじ)があるところだといわれています。

場所が変わった理由は、天正年間の長宗我部元親による「天正の兵火」(1575〜85)で、立江寺も逃れられず、壊滅的な打撃を受けたものの、本尊だけは奇しくも難を免れたそうです。のちに、阿波初代藩主・蜂須賀家政公の篤い帰依をうけ、現在の地に移って再建されました。また、昭和49年の祝融の災にもご本尊は救い出されているそうです。

昭和52年に再建された本堂の格天井画(286枚)は、東京芸術大学の教授等により花鳥風月などが描かれており、観音堂の絵天井とともに昭和の日本画を代表する文化財であると高く評価されています。寺伝の「釈迦三尊図」は、国の重要文化財指定品です。

宗派:高野山真言宗
本尊:延命地蔵菩薩
開基:行基菩薩
創建:天平19年(747)
真言:おん かかかび さんまえい そわか

この投稿をInstagramで見る

ohenro88slyly(@ohenro88slyly)がシェアした投稿



第19番札所 橋池山 摩尼院 立江寺へのアクセス

JR南小松島から西へ進み日開野町交差点で左折して国道55号線を南へ。標識に従って右折し、道案内に従って進みます。

幹線道路からはやや奥まった場所にありますが、周囲には案内標識が複数あるので迷わずたどり着けます。

徳島自動車道徳島インターから立江寺までは車で30分程度です。

立江寺の駐車場は有料で、利用料金は一回300円です。お寺まで徒歩5分くらいの少し離れた場所にあります。

立江寺の仁王門近くには民営の駐車場が何か所かあり、料金は一回200円~300円で同じくらいです。雨の日や歩きづらい方と一緒の時など、少しでもお寺の近くに駐車したい場合は、こちらも良さそうですね。

そして、立江寺は札所には珍しく駅近で、住宅街の中にあるお寺です。
近くにはバス停もあり、車以外でもアクセスが便利です。

・JR牟岐線立江駅から徒歩5分
・JR徳島駅から徳島バス立江線(萱原行き)に乗車し「立江小学校前」バス停で下車、徒歩5分

アクセス情報
所在地:〒773-0017 徳島県小松島市立江町字若松13番地
電話:0885-37-1019(代表)
駐車場:普通/30台(300円)・マイクロバス/5台(1000円)・大型/6台(1000円)
宿坊:あり(200人)
公式HP:http://www.tatsueji.com/



第19番札所 橋池山 摩尼院 立江寺の見どころ

立江寺の見どころは、ゴージャスな彫刻、豪華絢爛な天井絵、関所で罰を受けた女性にまつわる「肉付き鐘の緒の黒髪堂」、白鷺がとまっているかどうか要チェックの「白鷺橋」でしょうか。

立江寺の本堂は昭和52年(1977年)に再建されており比較的新しいからもあるでしょうが、ゴージャスな彫刻はとても見ごたえがあります。

また、本堂の格天井画(286枚)は、東京芸術大学の教授等により花鳥風月などが描かれており、観音堂の絵天井とともに昭和の日本画を代表する文化財であると高く評価されています。

そして、「悪人が参拝すると仏罰が下る」といわれる立江寺ですが、実際に仏罰が下った伝説があり、その証拠が「肉付き鐘の緒の黒髪堂」に残されています。
それが、大師堂右手にある小祠。
お京という女が、不倫相手の男と共謀して夫を殺し、讃岐丸亀(現在の香川県丸亀市)に逃亡。そこで心中しようとしたが死にきれず、二人は罪滅ぼしのために四国遍路を始めました。この寺に詣り懺悔すると、お京の髪の毛が逆立ち、鐘の緒に巻き上げられて残ったという伝説のお堂だそうです。
ちょっと見たいような、覗いてみるのが怖いような。

そして、もうひとつ、要チェックのスポットが「白鷺橋」。
立江寺の近くにある「白鷺橋(しらさぎばし)」は悪人が渡ると仏罰が下るといわれ、前途に凶事が起こるとか足がすくんで動けなくなるという伝説があります。立江寺が四国霊場の総関所といわれているのも、この伝承が元になっているとか。白鷺がとまっているときは渡ってはいけないと言われています。

「白鷺橋」は立江寺から少し離れたところにある朱塗りの橋で、お寺の前にかかる小さな石造りの橋ではないそうです。

車で行くと白鷺橋を渡らないので、だいたいスルーしてしまいます。
じゃあ、スルーしそう!まぁ、いいか。

この投稿をInstagramで見る

@fumi_fumichanがシェアした投稿



第19番札所 橋池山 摩尼院 立江寺のまとめ

立江寺は、荘厳な中に豪華な装飾が施された、ゴージャス感あふれるお寺。

立地は都会派? 駅近で街中にあってアクセス便利。

境内は意外とコンパクトですが、見どころたくさん。

参拝後には、立江寺の仁王門近くには明治時代から続く老舗の和菓子屋さん(酒井軒本舗)があり、名物の「たつえ餅」が有名なので、ぜひ立ち寄りたいです。

このあとは、次の20番札所鶴林寺、21番札所太龍寺と阿波の三大難所「遍路転がし」が続くので、心して臨みたいと思います。

▼次の札所はこちら▼

こんにちは!当ブログ管理人のタクトです。 ワタクシ、現在、四国八十八ヶ所巡礼の旅に行っております。クルマお遍路で区切り打ちをしています...

スポンサーリンク
広告
広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする